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紙面から

ジャンプ16歳伊藤出場なし…という経験

<幻の五輪>

 スキー競技史上最年少でジャンプ代表となった伊藤謙司郎(16=北海道・下川商高)は「出場なし」でトリノ五輪を終えた。「出場には最低でも全日本で4人に入らなくてはいけない。まだ実力がなかった」。スタンドから五輪独特の雰囲気を味わった。世界中の国旗がはためく中で「金メダルを狙って取れる人はすごい」と感じた。

 1月9日の代表決定から「五輪代表」と「16歳の自分」との葛藤(かっとう)が続いた。翌10日の国体道予選で札幌・宮の森ジャンプ競技場のジャンプ台記録を更新。13日のコンチネンタル杯では3位に入った。だが成績が落ちると、普段は気にしない周囲の期待や日ごとに増える報道陣に敏感になった。「報道でジャンプが広がるのは良いことと思う一方で、自分の時間がなくなったような気がした」。

 トリノでは先輩5人から多くを教わった。同室の原田雅彦は失格後、過去に2度同じ経験をしている伊藤に気を使わせまいと明るく接してくれた。次の五輪までの4年間の過ごし方も聞いた。「トリノに行けて自信と経験になった。五輪で味わった悔しさは五輪で返したい」。10年バンクーバー五輪へ。4年間の青写真は、すでに描かれている。【北尾洋徳】

[2006/2/28/07:59 紙面から]



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