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紙面から

「明らしい滑りを」母の願い持ち越し

<応援談:アルペン佐々木の母満智子さん>

 佐々木の母満智子さん(57)はスタンドから息子の姿を見守った。「攻めて攻めてゴールしてほしい。結果は必ずついてくる」。声援を送り続けたが途中棄権。「明らしい滑りを」との願いはかなわなかった。

 佐々木は4人兄弟の末っ子。スキー指導員の資格を持つ満智子さんは「かわいくて仕方なく、やりたいことは何でもやらせた」と言い、練習を強要した記憶がない。「小学4年で私よりうまかったから」。ただ顔から血の気が引いたこともあった。

 2歳のときだ。自宅前で佐々木は、さびたのこぎりを地面に突いて遊んでいたが、引き抜いた際に勢い余って刃を左まゆに刺してしまった。満智子さんは慌てて救急車を呼んだ。3針縫うけがだった。五輪前に「佐々木選手はファッションで、芸能人のようにまゆをカットしている」と流すテレビ番組を見て、思わず大声で笑ってしまった。

 それもエースとして期待されている証しだったが、トリノでは応えられなかった。満智子さんは4年後のバンクーバーでこそ願いがかなうと信じている。【北尾洋徳】

[2006/2/27/10:08 紙面から]



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