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紙面から

短い会話に夫の気持ち伝わる

<応援談:菅恭司夫人・弘美さん>

 「応援ありがとう」「頑張ったね」。ほんの短い会話だったが、夫の気持ちは伝わってきた。バイアスロン男子15キロに出場した菅の弘美夫人(32)は、夫の競技終了1時間後、国際電話を受けた。クールダウンを終え、すぐにかけてくれたのだろう。「すべてが終わり、お互い達成感を感じた。空気感から気持ちは一緒だと分かった」。

 弘美夫人は、菅とともに五輪に2度出場した。最初の出場となった98年長野大会後に結婚。冬季五輪初の夫婦出場となった02年ソルトレークシティー大会を最後に引退した。競技者として2人で五輪を目指す日々は終わったが、トリノを目指す菅を支えてきた。「射撃が安定した。もう速くはならないが、その分命中率が上がった」。妻としてだけでなく、元競技者としても、この4年の成長を間近で見てきた。

 出発日の1月2日に1つの約束を交わした。「おれも頑張るから子育てをよろしく」。昨年生まれた長女碧衣ちゃん(9カ月)は菅の心の支え。「夫が心配しないよう病気、けがだけはさせないように気をつけた」。細心の注意を払った2カ月も終わる。菅は海外遠征から帰ると必ず、すぐに碧衣ちゃんの顔を見たがる。帰国する28日には、2人で仕事場まで迎えに行くと決めている。【北尾洋徳】

[2006/2/26/07:38 紙面から]



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