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静香金メダルフィーバー、周囲過熱

金メダルを手に笑顔を見せる荒川(撮影・鈴木豊)
写真=金メダルを手に笑顔を見せる荒川(撮影・鈴木豊)

 静香狂騒曲が始まった。フィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川静香(24=プリンスホテル)の株が、急上昇している。凱旋(がいせん)試合となる3月のアイスショーのチケットが、ネットオークションで高値で取引されるなど、人気沸騰。アイスクリーム好きの荒川に、日本アイスクリーム協会も商品化の可能性を探るなど、女神をめぐる周囲の動きは過熱するばかりだ。

 静かな日は、まだまだやってこない。日本フィギュア界初の五輪金メダルに輝いた荒川。それまでメダル0と低迷していた日本選手団の、救いの女神になった幸運にあやかろうと? 各地でフィーバー余波が巻き起こっている。

 凱旋帰国後、最初のお披露目となるのが3月4、5日に東京・有明で行われるアイスショー「シアター・オン・アイス」。そのチケットが、ネットオークションで急騰していることが分かった。定価1万5750円の席が約5倍の7万円以上で取引された。村主、安藤、高橋の日本代表選手やプルシェンコ(ロシア)ら各金メダリストも参加するため、荒川人気だけとはいえない。だが、直筆サイン色紙は軒並み2万円超え。通常ならオークションにかけられそうもない、荒川が出演中のCM商品にも、60件以上の入札が殺到している。熱狂ぶりは本物だ。

 舞姫の嗜好(しこう)品に着目したのは、日本アイスクリーム協会だ。「アイスクリームが大好き」と公言する荒川に対し、全国98%のアイスクリーム関連企業が属する同協会広報担当の菊地瑶子さんは「もし可能なら、ぜひ荒川選手のジェラートを作らせていただきたい」とラブコール。五輪前から、荒川のアイスクリーム好きは話題になっていたといい「帰国したらぜひ、アイスクリームを毎月でもお届けしたい」と起爆剤に目をつけた。「アイスクリーム・クイーン」の称号を贈ることなども検討するという。

 荒川は24日のエキシビションに金メダリストとして参加した。もはや荒川の代名詞ともいえるイナバウアーなど、金の舞をたっぷり披露し、満員の観客を魅了した。ようやく優勝の実感がわいてきたのか、予想される列島フィーバーに「2カ月も日本にいない浦島花子ちゃんだから、まだ分からないですけど、よくテレビで見る光景になるんですかねぇ。楽しみ半分、怖さ半分」と笑った。そんな想像通りの現象が、日本で起き始めている。荒川をめぐる熱狂は、今日26日に五輪が閉幕しても当分、収まりそうにない。

[2006/2/26/12:19 紙面から]



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