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紙面から

静香金、JOC「ホッとした」

 閉会式3日前のメダル獲得に、日本選手団も興奮と安どに包まれた。パラベラ競技場には日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長と遅塚研一選手団長が駆けつけ、3人の演技を祈るように見つめた。

 荒川の金メダルが確定すると、選手団役員は握手を交わしながら喜んだ。「いやあ、ほっとした。本当に苦しい五輪だったが、最後に光が差した」と竹田会長の顔は珍しく上気していた。遅塚団長も「びっくりした。メダル第1号が金メダルになるとは。素人だけど、荒川は完ぺきな演技に見えた」と感激していた。

 遅塚団長は大会前、メダル5個を目標に掲げていた。ふたを開けてみると、メダル候補のスピードスケートやスノーボード・ハーフパイプで惨敗。76年インスブルック大会以来、30年ぶりのメダルなしの可能性が日に日に高まっていた。遅塚団長は「前半勝負と言って臨んだ五輪も大会14日目だからね。よかった」と本音を漏らした。

 冬季スポーツ関係者からも荒川をたたえる声が相次いだ。松本充雄・日本スケート連盟専務理事は「スピードスケートの分をフィギュアが取り戻してくれた。最後の最後に、それも一番いいメダルを取ってくれた。スケートとしての面目を保てた」。ホテルの自室で観戦した冬季五輪日本第1号メダリストの猪谷千春・国際オリンピック委員会(IOC)副会長(74)は「最高にうれしい。涙が出た」と興奮を隠せなかった。

[2006/2/25/09:58 紙面から]



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