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紙面から

静香金、城田監督の執念が実った

<応援談:フィギュア城田憲子監督>

 金メダルが確定すると、城田憲子監督(59=日本スケート連盟フィギュア強化部長)は、しっかりと両手で荒川を抱き締めた。紆余(うよ)曲折はあったが、荒川と二人三脚で歩んできた執念がついに実った。「道のりは長かったけど、やっと金に届いたかな」。97年に強化部長に就任して以来、この日だけを夢見てきた。

 時には、厳しく接し悪者に徹した。04年全日本選手権で、右足のけがで欠場を申し出た荒川を「世界女王の実力を見せなさい」と引っ張り出した。荒川はSPで首位に立つと、フリーを棄権することで抵抗した。

 昨年のNHK杯では、報道陣に「みんなメダルに一心同体。重圧をかけないで」と話し批判を浴びた。年齢制限でトリノ五輪出場資格を持たない浅田真央に関して特例措置適用に動かず、非難もされた。

 それも世界の頂点に対する執念への裏返しだった。94年全日本ジュニア初優勝を遂げた荒川にほれ込み、彼女にすべてをかけてきた。「荒川を信じていた。彼女みたいなスケーターはどこを探してもいない」。城田監督は、喜びを通り越し、世界の頂点を極めた感慨に静かに浸っていた。

[2006/2/25/09:58 紙面から]



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