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紙面から

涙の完全燃焼村主4位/フィギュア

<トリノ五輪:フィギュアスケート>◇23日◇女子フリー

 涙目の村主が誓った。4年後への決意だった。「1年1年になりますが、バンクーバーまで行きたいと思っています」。メダルに届かず4位。得点が表示されると一瞬、顔をゆがめた。悔しさとともに、雪辱の気持ちがわき上がった。

 前半の連続ジャンプが1回転足りないなど、ミスが出た。豊かな表現力で滑りきったが得点が伸びない。L字体勢のフィニッシュポーズを決め、天を仰いだ。「自分の力は出せるところまで頑張ったが、点数が出ないのは今後の課題」と悔しさをにじませた。

 佐藤信夫コーチは「秋からのことを考えると、よくここまで来た」とねぎらった。昨年9月、右股(こ)関節を痛め2カ月練習できなかった。復帰してもジャンプの着地で痛みが走った。練習内容も制限された。「後に尾を引いたのは事実」(佐藤コーチ)。

 04年9月、99年春から師事した佐藤コーチのもとを離れ、単身米国に渡った。外国人コーチに教わったが、離れて分かった。「厳しい先生の方が合っている」。同年12月の全日本選手権後、頭を下げ「また信夫先生と頑張っていきたい」と二人三脚を再開した。

 ソルトレークシティー五輪5位より順位を上げたが「詰めが甘かったかな」と話した。ただ2度目の五輪で雰囲気は満喫した。「情熱的なお客さんでグラッツェ(ありがとう)と言いたい」。バンクーバー五輪では29歳。「村主ワールド」と称される独特の世界に終わりはない。【村上秀明】

[2006/2/25/09:58 紙面から]



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