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紙面から

クラッセンV!4個目メダル/Sスケート

クラッセンはゴール後、笑顔で手を振った
写真=クラッセンはゴール後、笑顔で手を振った

<トリノ五輪:スピードスケート>◇22日◇女子1500メートル

 世界記録保持者のシンディー・クラッセン(26=カナダ)が1分55秒27で金メダルを獲得した。2位に1秒47差の圧勝で、今大会4個目のメダルは初めての金となった。25日の5000メートルでは、スピードスケート女子では初となる5個目のメダルを狙う。日本勢は田畑真紀(31)の2分0秒77で15位が最高だった。

 長野で散った夢がやっと実現した。金メダルをつかんだクラッセンが、カナダ勢のワンツーを決めた同僚グローブスとカナダ国旗を持ってウイニングラン。「このときをずっと夢見ていた」。今大会4個目だが、初めて手にした最も輝きを放つメダルをしばらく見詰めていた。

 強かった。「1周目は楽に入り、2周目でプッシュする」。コーチの指示通り700メートル通過で相手を0秒28リード。馬力のある滑りで、後半も高速ラップを刻む。連覇を狙った同走のフリージンガーを見る見ると引き離し、最後は置き去りにした。

 少女時代は男子とばかり遊ぶおてんば娘だった。同じスケートでも、4歳で最初に履いた靴はアイスホッケー用だった。女子が五輪で初実施された長野五輪出場を狙ったが、最終選考で代表入りから落選。「このままでは終われない」。18歳でスピードスケートに転向した。

 「靴のブレードが長いだけで、同じように滑れると思ったら間違いだった」。最初は立つのもやっとだったが、持ち前の運動能力と努力で急成長。02年ソルトレークシティー五輪は3000メートルで銅メダル。栄冠を次々手に入れ、この日、五輪1大会の獲得メダル数で同国最多記録を塗り替えた。「金メダルは、本当は(長野の)98年に取るはずだったのよ。でも4個のメダルなんて最高だわ」。

 25日には最終種目の5000メートルが待つ。冬季五輪初の個人種目4連覇を狙うペヒシュタイン(ドイツ)ら強敵は多いが、今季W杯3位の実績があり十分圏内。1大会5個のメダル獲得なら同競技の女子では新記録になる。「やるべき準備が残っている」。最後の勲章を奪いにいく。【村上秀明】

[2006/2/24/10:11 紙面から]



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