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紙面から

ド根性4人娘が劇的4勝/カーリング

第4エンド、ストーンを投げる本橋(共同)
写真=第4エンド、ストーンを投げる本橋(共同)

<トリノ五輪:カーリング>◇20日◇女子1次リーグ

 カーリング女子1次リーグで、日本がイタリアを6−4の逆転で下し、4勝目を挙げた。18日に長野五輪金メダルのカナダに勝利。同日のスウェーデン戦で敗れてから1敗もできない状況の中、19日にソルトレークシティー五輪金メダルの英国を破ったのに続き、驚異の粘りを見せた。

 4−4で迎えた最終の第10エンド。しびれる場面で、スキップ(主将)小野寺がチームを引っ張った。4人目に登場し運命を分ける7、8投目を前に、タイムを取った。先攻日本が得点するには、小さなミスも許されない。針の穴を通すコントロールと、微妙な強弱の加減が求められた。

 小野寺に林が寄り添い、ミキコーチがアドバイスを送る。じっとハウス(円)を見詰めていた小野寺は覚悟を決めたように輪を解いた。8投目はハウス中心にかかる第1ストーンの位置を確保するスーパーショット。イタリアに大きな重圧をかけ、勝負を決めた。小野寺は「わずかなチャンスにつけ込んで勝てたのは良かった。最後はカーリングの醍醐味(だいごみ)です」と胸を張った。

 勝利が決まると、チームメートは真っ先に小野寺の元へ駆け寄った。試合前には「頑張ります」と話し、右目でカメラにウインクしたセカンド本橋麻里も、NHKアナウンサーの「マリリン」コールに笑顔を輝かせ「最高です」と言った。

 イタリア戦を終えた時点で4勝4敗とした。上位4位の準決勝へ残り1枠。最終戦でカナダがデンマークに負け、日本はスイスに勝つしか道はない。それでも過去3度の五輪を上回り、逆境を乗り越えてきた4人は、カーリングの難しさと楽しさを日本に伝えた。

[2006/2/21/09:51 紙面から]



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