紙面から
日本残った英国に10−5/カーリング
<トリノ五輪:カーリング>◇19日◇女子1次リーグ
カーリング女子1次リーグで、日本が前回ソルトレークシティー五輪金メダルの英国を10−5で下し、3勝目(4敗)を挙げた。18日には長野五輪金のカナダに勝ち、1次リーグ首位のスウェーデンとも延長にもつれ込む接戦を演じた。1試合も落とせない厳しい状況ながら、上位4チームによる準決勝進出の可能性が見えてきた。
北国の美女軍団が、カナダに続き強豪英国を下す金星を挙げた。カーリング発祥の地と言われるスコットランドのチームで、前回金メダルの英国を第9エンドでギブアップさせる快勝だ。日本女子が五輪で3勝を挙げたのも初めて。スキップ(主将)小野寺は「ソルトレークシティー五輪の金メダリストに勝てたのはうれしい」と喜んだ。
前日に、スウェーデンと互角の試合を演じた。7−7で延長に入り、第11エンドも不利な先攻ながら、勝利に最善の手を打った。最後は相手のスキップ(主将)の最後の1投がスーパーショットとなり惜敗した。スキップの小野寺は「悔しい」を連発。「善戦ではダメ」と繰り返した。
英国戦は、相手のミスもあり、第3エンドで3点を奪い、前半で6−1と大きくリードした。流れは日本にあった。しかし、第6エンドで3点を返され、2点差まで迫られた。
その後、1点ずつを加え迎えた第9エンド。激しい駆け引きで、ハウスの内と外側には、両陣営のストーンが山のように並んだ。その間を抜け、小野寺の最後のストーンが、ハウス(円)の中央に吸い込まれた。3点を加え、5点差をつけ勝負を決めた。
3勝4敗と、負けられない状況は変わらない。しかし、序盤の不調から完全に立ち直った。「残り試合で完全燃焼したい」(本橋)と勢いも出てきた。あと2戦を全勝し、奇跡の準決勝進出を狙う。
[2006/2/20/06:56 紙面から]
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