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紙面から

18位惨敗の清水「すっきり」/Sスケート

2本目を滑り終え清水は観客に笑顔で手を振る
写真=2本目を滑り終え清水は観客に笑顔で手を振る

<トリノ五輪:スピードスケート>◇13日◇男子500メートル

 18位に惨敗した清水宏保(31)だが、解放感すら漂っていた。「結果がどうこうよりも、やるだけのことはやってきたので。どっちにしても終わったんだなと、すっきりしています」。淡々とした口調で時折笑みもこぼれた。3大会連続のメダルを逃したが、戦いきった男の表情だった。

 1回目の100メートル通過は上々の9秒66。そこから安定感がなかった。35秒66で14位。2回目はさらにタイム、順位を落とした。鈴木監督は「まだ世界は脅威を示しているが、全盛の動きからは少し劣っていた」と冷静に見つめた。

 今季は悩み続けた。1ミリのこだわりを持ち、理想の道具を求め、靴、ブレード(刃)を何度も替えた。01年に当時の世界記録を出した靴を、自宅の押し入れから引っ張り出した。海外からマネジャーに電話し、自宅の部屋のカギを不動産屋から借りさせ、送らせたこともあった。

 「気持ちの面や体の調子は良かったが、道具と技術のかみ合いがなかったかな」と自己分析した。ブレードが決まったのは6日前。最速を追求し挑戦を続けた姿勢に「悔い? いえ、ないです」。今後については明言していないが、年齢的には最後の五輪。清水が静かに会場を後にした。

[2006/2/15/09:43 紙面から]



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