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紙面から

フィギュアのクワン、涙の辞退

 フィギュアスケート女子のミシェル・クワン(25=米国)が、トリノ五輪出場を辞退した。11日の練習で3回転ジャンプをした際、古傷の右足内転筋痛を再発させた。治療に専念したが状況は改善せず、12日に会見で辞退を発表した。「痛いのは分かっていた。理学療法も治療もしたけど、どんどん悪くなるだけだった」。そう話すと、笑顔を崩して涙をこぼした。

 故障により出遅れ、米国フィギュア連盟に嘆願書を出して出場権を獲得したが、エミリー・ヒューズを代表から追い出して批判も受けた。悲願の金メダルへ並々ならぬ執念を見せていた「ミス・パーフェクト」は、リンクに立たずして五輪から姿を消した。

 同国連盟はヒューズを代役にエントリーした。クワンは今後について「先のことは分からない」としながらも「金は取れなかったけどいい。十分に素晴らしい現役生活を送った」と、引退もちらつかせた。

[2006/2/13/08:05 紙面から]



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