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紙面から

愛子カッコイイ!予選から3D/モーグル

第2エアで720の大技を決める上村(撮影・田崎高広)
写真=第2エアで720の大技を決める上村(撮影・田崎高広)

<トリノ五輪:フリースタイルスキー>◇11日◇予選◇女子モーグル

 モーグル女子予選で、上村愛子、里谷多英、高校生の伊藤みきの3人が無難に予選を通過した。

 まずはメダルを見据えて予選から3Dエアのコークスクリュー720を投入したのが上村だ。ほかの選手がエアの難度を下げて手堅くまとめる中、勝負をかけてエア5・89の高得点をたたき出した。トリノの人工雪には「いい思い出がない」と苦笑いしていたが、3Dエアは高く、華麗で上々だった。5位で決勝に進出し、メダルが圏内であることを証明した。

 一方の里谷は、堅実に難度の低いダブルツイスター・スプレッドを選択した。9位通過だが、大技のフロントフリップを温存している。いまだ完成度は低いが、決勝で成功させ、一気に逆転の3大会連続メダル獲得も十分可能だ。滑り終えた後に見せたこぼれる白い歯が、自信を回復した証しだ。泥酔騒動、離婚からの再起。「モーグルをやめようと思った」どん底から土壇場ではい上がってきた。

[2006/2/12/09:36 紙面から]



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